2018.08.16
症状別事例
①階段の昇降や歩行時に腰が痛くなる
②下半身のむくみ
③慢性的な肩こり
数ヶ月前からハイヒールを履いている際に、階段を昇ったり、地面を歩いていると腰が痛くなります。
ヒールを履いているときが一番辛いのですが、いわゆるスニーカーを履いている時でも腰が痛くなります。マッサージに月に2~3回通っていますがあまり効果を感じず、どうにかしたいと思い来院しました。
初回の施術では下半身の筋肉の緊張とむくみがかなり際立っていたので、下半身のストレッチを行った後に筋肉の緩和操作と骨盤、背骨の矯正を行いました。また、上記にあるように下半身の緊張が強いので、自宅でハムストリングスとふくらはぎのストレッチを行うように指導しました。
施術後にヒールを履いて階段を昇っていただいたところ、腰痛は消失していました。
2回目の施術は1週間後に行いました。前回の来院後、2~3日は調子が良かったが、徐々にまた腰が痛くなってきたと報告を頂きました。ですが、階段を昇る際は問題なく、長時間座った後に歩くと腰が痛い程度とのことでした。施術は前回同様に全身の筋肉の緩和操作と骨盤、背骨の矯正を行いました。
また、内転筋のストレッチを追加で指導しました。
3回目の施術は3週間後でした。前回の施術後はかなり調子がよく、今回の来院の2~3日前から腰が重くなってきてはいるが痛むほどではないとの報告を頂きました。施術はこれまでと同様に全身の緩和操作と矯正を行いました。
現在も3~4週間に一度のペースでメンテナンスで施術を受けて頂いています。
この方の腰痛の原因は問診にあるようにハイヒールが原因だと考えられます。ヒールを長期間履いているとつま先にばかり体重が集まります。この方の場合は爪先立ちを長時間していることで、ふくらはぎやハムストリングス(もも裏の筋肉)が緊張したままになってしまい、骨盤、股関節の動きを邪魔してしまっていることが原因です。歩行という動きは本来、腰、骨盤、股関節が連動することで正常に働くのですが、この方は骨盤と股関節がゆがんだまま動きづらい状態になっていました。そのために腰周辺の筋肉の負担が増大し、腰痛を引き起こしたと推測出来ます。
下半身の筋肉の柔軟性を改善するためにストレッチを行っていただき、スムーズに筋肉が動けるようになったことで症状の改善に繋がったと考えられます。
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