2018.07.26
コラム
二足歩行の人間と、四足歩行の動物。
どっちの方が、体が安定している?
と聞かれれば、ほとんどの人が四足動物と答えるでしょう。
テントを想像すればわかるように、
地面に4つの支点で張ったテントの方が2つより頑丈です。
しかし、人間は重い頭をてっぺんにして、2つの支点だけでしっかり立ち、
歩いたり走ったり、ジャンプもします。
これは人間の体にある運動器(筋肉、関節、軟骨、靭帯、骨盤)などの仕組みを
柔軟に使いこなしてバランスよく活動しているからなのです。
しかし、この運動器に少しでもトラブルが起きたらどうでしょう?
たとえばどこかの筋肉が硬くなったり、関節を傷めたりすれば、
体のバランスが崩れ、活動にも弊害が起きます。
この状態が続けば、その悪い姿勢が固定されてしまいます。
これが身体の歪み。
ちょうどテントの紐の張りが弱くなったようにバランスが悪く
崩れやすい状態と一緒です。
人間の場合は、肩こりや腰痛、
さらには体内に流れる血液やリンパ液といった体液の流れが悪くなり、
代謝が悪くなってしまうのです。
現代人がバランスを崩し身体が歪む原因の1番は、ズバリ、運動不足です。
筋肉量の低下や筋肉の柔軟性を失って硬く張ってくると、
骨や関節が引っ張られ、体のバランスが崩れた状態で固定してしまうのです。
運動不足に加え、代謝が悪くなった体は、太りやすくなります。
食事量や運動量はたいして変わっていないのに太りやすくなったという人は、
体の歪みが原因の可能性が大きいのです。
そこで、まずは身体の歪みを直すことから始めて下さい。
当院では、一人ひとりの身体のどこに歪みがあるかを見極め、
適切な治療法を施します。ぜひ、ご相談ください。
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