2018.07.18
コラム
産後は腰痛や寝不足による体調不良だけでなく、他にも様々な疾患を引き起こします。
その中でも意外に多いのが腱鞘炎です。
そもそも腱鞘炎とは、手や指、腕などの使い過ぎや、同じ個所にばかり負荷がかかることで筋肉が疲労し、
固まって腱と腱鞘が擦れて炎症を起こすものです。
特に妊娠中は激しい運動ができないため筋力が落ちており、
出産時の大量な出血や女性ホルモンの変化、母乳生成などによって、血液循環が悪い状態です。
そんな状態の中で、赤ちゃんを寝かしつけたり、授乳のために抱っこしたり、お風呂に入れるなどで、
手や腕の同じ部分にかなり負担がかかっていることでしょう。
しかも、新生児は2.5~4 kgくらいですが、3か月だと5~8 kg、10か月にもなれば7~10 kgになります。
このくらいまでは歩行ができないので抱っこが必要ですし、この先も育っていくうちに目が離せなくなり、
幼稚園に入るくらいまでは抱っこすることも多いでしょう。
男女差や個人差もありますが、体重の重い子どもは立ったり、歩き始めるのも遅いため、
より抱っこが必要で、腱鞘炎になってしまう可能性は高くなります。
育児は毎日のことで、子どもの成長も早いので、知らず知らずのうちに手や腕を酷使してしまいます。
手に痛みが出ても育児で忙しいと病院に行くことは大変ですが、放置すれば悪化する一方です。
「まだ大丈夫」「凝ってる感じだけで痛くない」「少し痛いけどそのうち治る」と思っていると、
筋肉疲労が蓄積し、腱鞘炎になって育児にも影響が出てきてしまうかもしれません。
手や手首、指先、腕などに少しでも違和感があれば、早いうちにケアマッサージすることをおススメします。
ケアマッサージは血液循環を改善するため、腱鞘炎予防になると同時に、
すでに起きてしまった腱鞘炎を悪化させずに症状を改善するのにも有効です。
墨田区、江東区、台東区、中央区でマタニティ整体、産後のケアマッサージをご希望の方は、
是非当院へお問い合わせください。 ”
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