2018.06.29
コラム
妊娠中はお腹が大きくなり、膀胱が圧迫されて、くしゃみや咳をしたり走ったりすると、
尿もれを起こしてしまうことがあります。
また、産後にも尿漏れを起こすことはよくありますが、
これは10カ月の妊娠期間における体重の増加と膀胱圧迫による骨盤底筋の筋力低下、
さらに分娩時の衝撃による負担が原因です。
骨盤底が緩むと尿道の締まりが悪くなるため、尿もれを起こしやすくなりますが、
妊産婦はかなりの確率で尿漏れ症状があり、ほとんどの人は骨盤底の回復と共に、
尿漏れも改善しているので、心配は要りません。
しかし、分娩に時間がかかった場合や、4000kg前後の大きな赤ちゃんだった場合、
二人目、三人目の経産婦で前回の出産からあまり間が空いていない場合、
初産の高齢出産といった場合には、産後のきちんとした骨盤ケアが必要です。
産後、骨盤底が回復したのに尿漏れ症状が続く場合は、 だいたいが産後の骨盤ケアをきちんとしていないことが多いようです。
妊娠~出産では骨盤底筋の筋力低下だけでなく、体のねじれや骨盤の歪み、
ゆるみも原因として考えられます。
特に経産婦の場合、産後毎回きちんと骨盤をケアして骨盤底を回復しておかないと、
尿漏れ症状がいつまでも続いたり、産後しばらく経ってから症状が出ることもあります。
特に、中高年になってから腹圧性尿失禁を発症する人は、
産後のケアが不十分だったことが原因という方も多いので、
腹圧性尿失禁予防のためにも産後の骨盤ケアは重要と言えるでしょう。
また、妊娠中からマタニティ整体で骨盤をケアしておくと、
腰痛軽減や出産後の尿漏れ予防だけでなく、体の回復にも差が出てくるのでおススメです。
墨田区、江東区、台東区、中央区でマタニティ整体、産後のケアマッサージ、骨盤ケアをご希望の方は、
是非当院へお問い合わせください。
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