2018.06.14
コラム
腰痛は一般的に運動不足や同じ姿勢を維持することで起こりやすいと言われますが、
全ての腰痛の症状に対して言えるわけではありません。
近年では精神的なストレスからくる腰痛があることも分かってきており、
現代社会の人間関係や過酷な労働環境から原因不明の腰痛へと発展してしまうケースも
少なくはないのです。
こういったストレスからくる腰痛を、心因性腰痛症といい、
腰に負担をかけていなくてもストレスを抱えていれば誰でも起こり得る病気です。
腰痛は、医学的には外傷から発展していくもの、
腰に何らかの負担がかかり、これが痛みを伴っていると考えられていました。
この考え方は腰の筋肉、もしくは骨に何らかの異常が見られるからで、
それが根本的な原因となって痛みを発症しているということなのですが、
その原因を突き止めるために、レントゲンやMRIなどの検査を通じて
診断するのが一般的な診断のあり方です。
しかし近年では、この腰痛の原因にも様々なものがあり、
痛みを伴うまでのプロセスは非常に複雑化されているということが
少しずつ明らかになってきたのです。
腰痛に至るまでの原因は、現在分かっているだけでも4つあります。
まず1つ目は外傷による腰痛、2つ目は神経痛からくる腰痛、
3つ目はストレスからくる腰痛、そして内臓系疾患による腰痛です。
このように、まだまだ根本的な原因が明確ではない腰痛ですが、
改善策が見えているのは現在のところでは
椎間板ヘルニアなど病名がはっきりしているものに限定されます。
そのため、腰痛の自覚症状がある方は、
カイロプラクティックの治療と同時に、
腰痛の改善策を主治医と模索していくのがいいでしょう。
ストレスからくる腰痛は、根気よく向き合っていくことが大切なので、
症状を熟知している専門医に相談されることをお勧めします。
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