腰から足にかけての痛み　37歳　女性　事務

2019.02.08

コラム

【訴えている症状】
歩るくと腰が痛い
座りっぱなしで痛い
前屈ができない

【問診】
５か月前から腰痛を感じ始めました。
それからどんどん悪化していきここ最近では右足にシビレを感じ始めています。
歩くのもつらいし座りっぱなしでも痛い、前屈みになれないなどかなり生活に支障がでているので、早く改善したくて来院を決めました。
整形外科にも受診してヘルニアといわれました。
痛み止めとシップとコルセットを処方されましたが一向に良くなりません。

【初診時検査】
神経学検査異常なし
前屈時１０度付近で痛み
骨盤の歪み

【施術後の経過】
骨盤のゆがみを整え、その周りの股関節や腰部の筋肉の緊張を和らげるような調整を行いました。
３回の治療で最小の痛みの半分以下にまで落ち着きました。
その後週一回の治療によって５回ほどの治療で最初に訴えていた症状は落ち着きました。
その後は再発を予防するために、定期的なメンテナンス治療を行っています。
またトレーニング指導も行い、筋力強化に努めています。

【カイロプラクターからのコメント】
この方の症状の原因は骨盤部の仙腸関節がズレたことによって引き起こされた症状と考えられます。
仙腸関節のズレでその周りの組織へ過剰な負担がかかってしまい、筋肉がつっている状態になっていたようです。
骨盤のゆがみや腰痛の原因の多くは体幹のインナーマッスルの筋力不足であることが多くみられます。
そのため予防するためには定期的な骨盤調整だけでなく日頃からのインナーマッスル強化が重要だと考えます。
インナーマッスルのトレーニングは通常意識して使う筋肉であるため、大変難易度が高いものです。
自己流でやらず専門家の指導をうけることをお勧めします。

※効果には個人差があります。お気軽にご相談ください。