2018.06.14
コラム
腰痛で悩んでいる人は、痛み止めとして湿布を貼ったり鎮痛剤を飲むことがあるでしょう。
湿布は血流を良くする効果だけでなく、内側からの痛みを止める効果も期待できるので、
貼ってすぐなら腰痛の症状が緩和されるのですが、
この効き目は残念ながら腰痛を改善に導くものではありません。
一時的に痛みが取れるので、湿布を日常的に使用していると
腰痛が治ったように錯覚するかもしれませんが、
時間が経てばまた痛みが少しずつ戻り、同じように苦しむことになってしまいます。
つまり、湿布というのは腰痛の痛みを緩和するその場しのぎの対症療法でしかないので、
腰痛を根本的に治療することはできないのです。
では、腰痛を根本的に改善するためにはどうすればいいのでしょう?
これは腰痛の症状や原因によっても変わってくるのですが、
例えば腰痛が交通事故やスポーツのケガなど外傷によるものであれば、
それを治療することで改善が期待できるでしょう。
しかし、原因が内臓疾患によるものや、ストレスによるものである場合は、
外からのアプローチでは限界があるため、
内側からの治療も求められるようになります。
湿布だけで腰痛を改善できないのは上で述べた通りですが、
腰痛そのものを改善させるためには、その症状を和らげるだけでは効果は期待できません。
なぜ腰痛が起こっているのか、腰痛が起こる理由は何なのか、
その原因を治療と共に探っていくことが、
腰痛を根本的に解決に導くポイントであると言えます。
腰痛になるような心当たりがあるかどうか、専門家と相談するのも一つの方法です。
それを探りながら専門家のアドバイスを受けて治療を進めていくと、
より早く効果を実感することができます。
腰痛が起こるたびに湿布を貼って我慢しているという方は、
ぜひ一度、専門家にご相談ください。
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