2018.08.19
症状別事例
①左脚を上げると腰が痛い
②立ち上がる動きで腰が痛い
③左手首の痛み
最近毎日が育児で忙しく、腰痛と手首の痛みで困っています。この腰痛は産後からあり、左脚を持ち上げる時や座ったところから立ち上がるときに痛みが強く出ます。また左手首はいつも赤ちゃんを抱っこすることで引き起こされた気がします。病院では腱鞘炎といわれています。出産したのは2ヶ月前です。
初回の治療は殿部や股関節周りの筋肉の調整を行い、骨盤ベルトを着用してもらいました。2回目来院時は前回より痛みは軽減していましたがまだ痛みは半分以上のこっていました。2回目からは骨盤の調整や股関節へのアプローチを行い積極的にカイロプラクティック治療を行いました。5回目の治療時には立ち上がりの腰痛や左脚を上げたときの腰痛は無くなっていました。
腱鞘炎に関しては手首や肘、肩、左腕全体の硬さや動きにくさを改善させていき、電気治療も取り入れ改善を図っていきました。8回目の治療時には長時間の抱っこ以外はそれほど痛みは感じなくなったとのことです。
腰は出産による骨盤の不安定性、ゆがみ、その周りの筋肉の緊張や硬さ、特に股関節周囲の問題が腰へとても負担をかけていたようです。妊娠中もそうですが、産後すぐは骨盤周りがとても不安定になっています。その状態で育児のようなとても身体への負担が大きい作業を行うと腰や股関節を傷める結果になってしまいます。治療は骨盤や股関節の調整をなるべく負担を少なく行っていく事が重要です。そして骨盤ベルトを利用する事で調整後の状態をなるべく維持してもらいました。
腱鞘炎に関しては、左手全ての環境をよくして手首の負担を減らす事行いました。手首周辺の関節の調整や筋肉の緩和捜査はもちろんのこと肘や肩周りの調整も行っていきました。さらには電気治療や患者さん自身でのストレッチを行ってもらう事で改善させることが出来ました。
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