2018.06.14
コラム
腰痛は日本人に最も多い生活習慣病の1つとされていますが、
この腰痛の根本的な原因は、職業によるものが大半を占めています。
特に立ち仕事である販売員や接客業では、
座る動作を基本的に行えないために、
腰に自然と負担をかけてしまう傾向があり、
これが腰痛へと変わっていくのです。
しかし接客業の多くが立ち仕事であることから、
長時間座っているデスクワークや肉体労働、
得意先を訪問する営業職などと比較しても
疲れが溜まりやすいのは同然と言えるでしょう。
ここで気を付けなくてはならないのが、
腰痛は誰にもある生活習慣病だと軽視してしまうことです。
腰痛は症状が出始めた時こそ軽症で自覚症状も少ないものの、
重症化してしまうとぎっくり腰やヘルニアといった
慢性的な症状に悩まされ、
一生治療が必要な病気へと進行してしまうこともあります。
立ち仕事が多い人に腰痛持ちが多いのは、
身体を動かすことが少なく長時間同じ姿勢でいることが多い
ということが原因として挙げられます。
例えば、外回りをする営業マンであれば、
歩いて得意先を訪問するなど活動的な場面がありますが、
これに対して立ち仕事が中心の接客業の場合は、
狭い空間の中で限られた動作を長時間繰り返すことになります。
この動作こそが腰に負担をかける原因であり、
長い時間をかけてその疲れを蓄積させていくことになるのです。
腰痛になる原因さえ分かれば、解決策も導き出すことができます。
同じ動作で凝り固まった足腰を動かして
身体をリフレッシュさせること、
そしてマッサージをして腰への負担を軽減させることが、
一番効果的な方法でしょう。
これらを日頃から行うことによって、
立ち仕事でも腰痛の重症化を防ぐことができ、痛みを和らげることにもつながります。
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