2018.06.19
コラム
片頭痛は、頭の片側に脈拍に連動するように、発作的に起こる頭痛で、
嘔吐を伴い、光や音に対して過敏になります。
日本人の8%がこの片頭痛に悩まされており、緊張型頭痛に次いで多いといわれています。
片頭痛を発症している人は女性が多く、男性の片頭痛の患者の4倍というデータもあります。
その中でも、20代から40代の女性が多く、生理前にも発症しやすいことから、
女性ホルモンも影響していると考えられています。
片頭痛の具体的な症状としては、
・頭の片側だけが脈拍に連動するように、ズキンズキンと脈打つように強い痛みがある。
・頭痛の前に、チカチカした光を感じたり、音に対して過敏になる。
・ムカムカした吐き気を伴い、嘔吐するケースもある。
・頭や体を動かすと頭に響き、ひどくなる傾向がある。
・ひどくなると、両側や後頭部、頭全体に痛みが広がる場合がある。
というところですが、緊張型頭痛を併発することもあります。
片頭痛は頭の血管が急に拡張することが原因と考えられています。
具体的な要因としては、行動、環境、食べ物、女性ホルモン、
ストレスなど多岐にわたってます。
頭の血管では、それらが引き金となってセロトニンという神経伝達物質が
急激に増えます。
増えたセロトニンが血管を収縮させ、その後過度に拡張します。
この結果、血管周囲に炎症や腫れを起こし、頭痛が起こるのです。
また遺伝性も高く、家族の誰かが片頭痛持ちだと、
かなりの確率で片頭痛持ちになると言われています。
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