2023.08.07
コラム
こんにちは、こんばんは!コア・カイロプラクティック錦糸町高橋です。
今日は、朝起きた時にいきなり首が動かない寝違いが何で起きるのか説明したいと思います。
1、筋肉の緊張と不自然な姿勢
首や肩の筋肉は、首の周りに集中しています。長時間同じ姿勢を保つことで特定の筋肉が緊張し、他の筋肉は弛緩します。例えば横向きで寝ていると、首の片側に体重がかかり、その側の筋肉は緊張し、反対側の筋肉は伸張します。これによって、片側の筋肉に過度の圧力がかかり、炎症や痛みが生じる可能性があります。
2、頸椎の位置と枕の影響
首の構造は頸椎(首の骨)と関節で支えられています。枕やマットレスの高さや硬さが適切でない場合、頸椎の位置が正常ではなくなり、首の筋肉や関節に不自然なストレスがかかることがあります。これが炎症や痛みを引き起こす一因となります。
3、血流と栄養の制限
長時間同じ姿勢で寝てると、特定の部位の血流が制限される可能性があります。これによって酸素や栄養素の供給が不足し、筋肉や関節周辺の組織の健康が損なわれることがあります。組織の健康状態が悪化すると、炎症が起こり、痛みが生じることがあります。
4、負担の連鎖、不調のメカニズム
首が前に15度傾斜した状態の事を、ヘットダウンといいます。これが起こる理由は骨盤後傾の状態になることで腰椎が後弯し胸椎の後弯が増強することで首が前に傾斜します。それにより頸椎椎間の圧迫が起き神経放散痛が出現します。神経放散痛は、その周辺の筋肉及びその支配神経の筋肉が緊張しつった状態で(特にインナーマッスル)強く引き伸ばさ続けた結果、起床時にまったく首が動かなくなる状態になるのです。
5、結論
寝違いを防ぐには、適切な寝姿勢を保つことと骨盤後傾状態の改善が重要です。また枕やマットレスの選択に気を付け、寝る前に軽くストレッチすることも役立ちます。もし痛みや不快感が続くようであれば一度ご相談下さい。
コア・カイロプラクティック錦糸町高橋
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